高齢化が着実に進み、医療や介護についての社会の考え方も、病気にかかったら治療することから、病気にかからないように日頃からヘルスケアを心掛けるものへと確実に転換してきています。自分のからだは自分で守るセルフプリベンション(自己予防)・セルフメディケーション(自己治療)が21世紀の私たちの課題です。
そんな時代に、私たちには地域医療の一員としての役割が今まで以上に求められています。単に求められた薬を手渡すのではなく、的確な情報を提供し、個別の相談にきめ細かなカウンセリングをすることを通じて、地域の人々の健康づくりをサポートする頼られる存在になりたいと考えます。
患者さまや医療機関を始め常に「感謝の気持ち」を意識しながらコミュニケーションに努め、傾聴する姿勢で取り組んでいます。皆様から「行きたい薬局」「入りやすい薬局」「聞きたい薬局」として生活の中の身近な薬局として地域で生きる薬局を目指しています。そのために私達は全ての方々に、一人ひとりの状況や立場を本気になって考え、「信頼性」「利便性」「安心感」が皆様の心に届くまで努力し続けて参ります。
薬歴の一元管理や市販薬を含めた服薬指導、食生活、生活習慣、お仕事内容との服用も含め、在宅患者への訪問指導や介護のアドバイスなど、医薬分業下のチーム医療の一員としての役割と責任も、我々への時代と社会の要請となっています 。